[レポート]メンタリングサロン 2025年7月8日(火)

【読書会レポート】言葉だけでは伝わらない?人と人が本当に繋がるための、たった一つの方法

音声はこちら↓

「なんで、この人には話が通じないんだろう?」

「同じ言葉を使っているはずなのに、意図がまったく伝わらない…」

そんな風に感じたことはありませんか?

先日開催された「メンタリングサロン読書会」では、まさにこの「人と人とのすれ違い」の正体と、それを乗り越えるための温かいヒントが見えてきました。

面白いのは、参加者が読んできた本は全員バラバラだということ。それなのに、対話を通して見えてきた答えは、驚くほど一貫していました。

今回は、その白熱した読書会の様子と、そこで得られた「人と深く繋がるための秘訣」をレポートします。

第一部:日常の断片から「共通のテーマ」を探る

読書会は二部構成。前半は、まず「この1ヶ月の振り返り」から始まります。

参加者はそれぞれ、この1ヶ月で起きた出来事を付箋に書き出していきます。

「梅シロップを作った」

「文化祭に行った」

「仕事で下見に出かけた」など、

一見すると関連のない個人の出来事。

しかし、これらを共有し、「似ているもの探し」という雑談タイムに入ると、不思議な共通点が浮かび上がってきました。

  • 全員が「梅」にまつわる体験をしていた
  • 「移動」や「新しい出会い」というキーワードが頻出

バラバラの点と点が繋がり、見えてきたのは「循環」というテーマでした。

私たちは日々、様々な場所へ移動し、新しい経験をしては、また自分の場所へ還ってくる。でも、それは単なる繰り返しではなく、経験を通して少しだけ新しい自分になって還ってくる、螺旋のようなサイクルの中にいるのではないか?

個人の体験を共有するだけで、こんなにも普遍的なテーマが浮かび上がってくることに、参加者全員が驚きを隠せませんでした。

第二部:4冊の本が導いた、たった一つの答え

後半は、いよいよ本を使った対話です。今回テーブルに並んだのは、以下の4冊。

  • 『僕たちは言葉について何も知らない』
  • 『弱さの力』
  • 『価値創造の思考法』
  • 『死ぬときぐらい好きにさせてよ』(樹木希林)

ジャンルもテーマもバラバラ。しかし、これらの本から得られた気づきを交換していくと、すべての話が一本の線で繋がっていったのです。

その中心にあったのが、**「言葉は暗号にすぎない」**という衝撃的な発見でした。

私たちは普段、言葉を使えば相手に想いが伝わると思っています。しかし、言葉の本当の意味を解読するには、その背景にある「物語(ストーリー)」と、体を動かして何かを一緒に行う「共通体験」が必要不可欠だというのです。

例えば、前半で盛り上がった「梅」。

参加者全員が梅仕事という「共通体験」をしていたからこそ、「梅」という一言だけで、その香りや手触り、楽しかった時間の記憶まで共有できたのです。もしその体験がなければ、「梅」はただの果物の名前という記号でしかありません。

この気づきは、他のテーマにも繋がっていきました。

  • 信頼関係と弱さ: 人が自分の「弱さ」を見せるには、安心できる信頼関係が必要です。そして、その信頼関係を育むのは、理屈ではなく「草取りを一緒にする」といった地道な共通体験の積み重ねなのです。
  • 「違う」が前提の世界: 樹木希林さんの言う「基本を持たない」という生き方は、まさに「人と自分は違って当たり前」という前提に立つこと。違う者同士が理解し合うためには、やはりお互いの「物語」を知り、「共通体験」を紡いでいくしかありません。

高速道路で起きたドライバー同士のトラブル話も、まさにこの「物語のすれ違い」が生んだ悲劇として語られ、対話は一層深まっていきました。

まとめ:明日から、私たちは何をするか

この日の読書会で得られた最大の収穫は、「人と深く繋がるためには、共通体験を通して物語を共有することが何よりも大切だ」という、シンプルで力強い答えでした。

そして、参加者はこの気づきを、明日からの具体的な行動へと落とし込みます。

  • 「顧客との共通体験をどう作るか、そのストーリーを書き出す」
  • 「この夏にやりたい共通体験のリストを作る」
  • 「人を誘うためのストーリーを下書きしてみる」
  • 「まずは自分自身の土台を整え、穏やかでいられるようにする」

ただ「良い話だったね」で終わらせず、自分の人生に活かすための小さな一歩を見つける。これこそが、メンタリングサロン読書会の醍醐味なのかもしれません。

言葉がすれ違い、孤独を感じやすい今だからこそ、「共通体験」というアナログな繋がりが、私たちの心を温めてくれるのではないでしょうか。

来月のメンタリングサロンは、2025年8月5日(火)

申込み、詳細は、こちら↓ページから
少人数での開催ですので、満席の場合は次回以降の回をお申し込みください。

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