[レポート]「子育て・子育ち支援フォーラム 〜森林、里山をもっと身近に〜」 2019年3月2日(土)
里山、森林をもっと身近にするには、
「子どもたちの未来」
が必要!
こんにちは。
会議ファシリテーター、講師の末次(すえなみ)です。
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2019年3月2日(土)に、塩尻市えんぱーくで開催されました
NPO法人わおん主催「子育て・子育ち支援フォーラム 〜森林、里山をもっと身近に〜」
( ホームページはこちら: https://goo.gl/VXEuC7 )
に、グラフィックレコーダー(Graphic Recorder 略してグラレコ)として参加してきました。
「グラフィックレコーダー(以降、グラレコ)って何ですか。」
って思うと思いますが、
簡単に言えば、
議論や話し合いで出た内容を、リアルタイムに書き出す人のことです。
( こちらも参考に:ほぼ日刊イトイ新聞
https://www.1101.com/store/techo/ja/magazine/2017/graphicrecording/2017-04-04.html?device=pc )
Graphicというからには、ステキな絵やカラフルな色で表現する人が一般には多いのですが、
私は簡潔に描くのが好きですね。
この辺りは人によって様々です。
呼び方も、ファシリテーショングラフィックと呼んだりします。
グラフィックレコードした写真を見てもらえれば分かると思いますが、
今回の話の中では、
- 山主さんや地域が主体にならないとうまくいかないよねー。
- 小さい単位で場所を作ってもいいよねー。
- 放課後に子どもたちが遊べるように、各森を繋ぐステップバスとかあったらいいよねー。
とか色々出てきました。
しかし、
最後の締めでコペルニクス的大転換が起きました。
”里山、森林をもっと身近にするには、”
というテーマで話をしていたのですが、最後のまとめの時に、
里山、森林をもっと身近にするには、
「子どもたちの未来」
が必要!
という文章が ”場” から出てきました。
(誰か特定の人の発言ではありません。場から生まれた文章です。)
「え、私たちは、子どもの未来の ”ために”、里山や森を身近にしたいんだよね?」
「それが逆に、
子どもの未来が ”必要” って、どういうこと?」
???
私は、こう解釈しました。
「私たちは、子どもの未来とか本当は関係なく、ただ森や里山で遊びたいんだ。
でも、大人である私たちは、何か理由がないと、森や里山で遊べない。
だから、子どもたちの為っていう理由が欲しかった。
本当は、子どもの未来とか関係ないんだ。
私たち大人が、森や里山で遊びたいんだ。」
こんな風に、
子どもたちのためという視点から、私たち大人のために子どもたちを巻き込んでいるんだ。
と、視点を切り替えたら、どんな景色が見えるでしょうか。
どんなアイデアが思い付くでしょうか。
【子どもは麦酒を美味しいと思わないように、
森って本当は、大人が楽しむ場所なのかもしれない。】
今回のフォーラムの中では、時間がなくて、この先の話はできませんでしたが、この問いを深掘りしていくと新しい形が見えそうです。
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