[次の一手 2017/08/09] 伸ばしたい所以外は放っておく
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伸ばしたい所以外は放っておく
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先日、里山の手入れに関する講座へ参加してきました。
昨年、半年ほどかけて「さとぷろ。学校」という安曇野市が主催して開催した里山についての講座のフォローアップでした。
(さとぷろ。学校について: http://azumino-satopro.org/ )
「さとぷろ。学校」では、檜を中心とした針葉樹林を扱ったのですが、今回のフォローアップでは広葉樹林を扱いました。
林業のための杉、檜の人工林だったところを、20年前に皆伐し、放っておいた森です。
広葉樹の手入れの基本は、
1.15年ぐらい放っておく。
実生(自然の実から木が生えてくること)して15年ぐらい経たないと、勝ち組、負け組が分からないから。15年ぐらい経つと競争に勝ち、太く大きく育っている木と、諦めて細く小さく育っている木、枯れてしまった木がハッキリするからです。
2.勝ち組の中で伸ばしたいなと思っている木の成長を邪魔している木を切る。
3.負け組の木を切らない。
下の方で横向いて生えている木とか、下の方に生えている灌木はそのまま残します。
というのは、彼らは彼らで他の木が生えないように光を遮ったりして、邪魔しているのです。彼らがいるから勝ち組がいると言っても良いでしょう。
負け組だからといって切ってしまうと、他の木が生えてきたりしてバランスが崩れてしまうのです。
森の手入れっていうと見通しが良くなるように下草を刈って、色々とやりたくなってしまいます。でも、このように手を入れるということは多様性を失わせることにも繋がります。
「この木を育てたい!」と思って今一番の木を選んで残しても、何かの原因で枯れてしまったり、負け組になる可能性があります。ですが、多様性を残しておくと他の木が育ってくれる可能性を残します。
ですから、広葉樹の手入れで一番大事なことは、
「伸ばしたい所以外は手をかけない。」
です。
話を聞いていて、人も同じだなと思いました。
子育てもそうですし、自分自身も、会社も事業もそうです。
ついつい管理しやすいようにしちゃったり、全てを勝ち組にしたくて手を掛けてしまいますが、負け組がいるから勝ち組がいる。
あなた自身やあなたの会社、事業で
「伸ばしたい所以外は手をかけない。」
としたら、やらない方が良いことは何かありますか。
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