【経営者の視点】真の差別化は他社と同じことをすること

【真の差別化は他社と同じことをすること】

マーケティングの神様、近代マーケティングの父と言われるフィリップコトラー。

彼が提唱した競争地位戦略では、
リーダー、チャレンジャー、ニッチャー、フォロワーと業界内における4つのポジショニングを説明しています。
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さて、いずれのポジションでも”差別化”という言葉がキーワードになりますが、差別化って何だと思いますか。

多くの人が想像するのが、
・店舗展開するしない、webのみとか
・他社にない機能を追加するとか、サービスをするとか
行動での差別化を考えます。

これは間違いです。

行動は基本に忠実にベーシックなことをします。
他社と同じで良いのです。

では、どうやって差別化するかと言えば、
何もしません。

何故なら、他社と同じ物を作っても、同じサービスをしても、必ず御社独自のものに”なってしまう”からです。

言い方を変えれば、
”在り方”で差別化するのです。

顧客との関係作りがうまい企業は、自然とそういう商品、サービスを作ってしまいます。
課題発見がうまい企業は、自然とそういう商品、サービスを作ってしまいます。

ですから、自社の在り方のみを明確にし、
基本に忠実に、他社と同じベーシックなことをする。

それが本当の差別化になります。


我がままに生きる経営者の為のビジネスカウンセリング 末次の視点でした。

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