[今月のセレクトブック 2017/10/20 ] 会社の目的は利益じゃない (3回目/全3回)
毎週金曜日にお送りしている、
セレクトブックストア”すえなみ”の今月の一冊
このメルマガでは、私すえなみが最近興味を持って読んでいる本を毎月一冊ご紹介しています。
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今月のセレクトブックは、
横田英毅さんの「会社の目的は利益じゃない -誰もやらない「いちばん大切なことを大切にする経営」とは」
(Amazon でチェック! http://amzn.to/2yysCGn )
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1回目、2回目の紹介記事は以下のwebサイトをご覧ください。
https://goo.gl/4YnS6A
5.「社員のやりがいがすべて」
会社経営者の文脈で「社員とその家族の幸せが一番」というと、大抵は「社員を一番大切にするという考え方でやれば、”業績が上がる”。」と思っています。
ということは、
「社員とその家族の幸せが一番」とは思っておらず、やっぱり業績を上げることが一番だと思っているのです。
そして、本当にそう思っていても日頃の言動は容易に逆転してしまいます。
「社員が幸せになるために、売上を上げて給料を上げる必要がある。」
→
「だから、今は多少無理をしてでも売上を上げろ!」
社員達に無理をさせて業績を上げるのでは、本末転倒ですよね。
でも、よくやりがちです。
私も今反省しましたが、子育てでもそうですね。
「子ども達にはのびのびと育って欲しい。」
→
「だから、今はきちんとした大人にするために、片付けを強制したり、歯磨きを強制したり。」
働く人の幸せはやりがい以外にありません。
そして、やりがいが高まるのは自分の持っている人間力をフルに発揮したときです。
今、社員達が人間力をフルに発揮したらこれだけの売上しか上がらなかった。
ならば、その売上、利益で会社が成り立つように仕組みを作るのが、会社作りです。
ビジネスモデルでは会社は作れません。
ビジネスモデルでは生き方は作れません。
生き方や会社の在り方からビジネスモデルは作るものです。
6.「責任範囲がない」
技術部門や修理担当だと仕事内容は機械相手のことに限定されるイメージがあります。
でも実はこれ、仕事の範囲を決めているものではなく、その人の得意なこと、学んでいるを表しているとも考えられます。
こう考えると、
もっぱら開発のことに取り組んでいるけど、技術部門の人が営業をしても良いわけです。
責任範囲を決めて仕事を分担するやり方は、最低限の成果は達成できるけど、それ以上は望めません。
責任範囲がなく自発的な動きに任せたやり方は、最低限の成果も保証できません。ですが、可能性は青天井です。
責任範囲がない自発的なやり方が、実は最低限の成果も引き上げることは2回目の解説で述べた通りです。
一般的な認識とは逆のことをする。
周りに責められる覚悟を持って取り組む胆力。
さあ、一気に幸せな世界へと飛び込むか、今の世界で楽しむか。
知った上でどちらを選んでもあなたは幸せだと思います。
・・・終わり
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月に一度、本メルマガで紹介している本を使って、
セレクトブックストア”すえなみ”プレゼンツ「我がままに生きる読書会」を開催しています。
今月は、10月27日(金)14時から16時。
横田英毅さんの「会社の目的は利益じゃない -誰もやらない「いちばん大切なことを大切にする経営」とは」
(Amazon でチェック! http://amzn.to/2yysCGn )を使って行います。
参加費2,000円(税込)で、場所は松本市両島にある弊社オフィスSENSE(センス)になります。
本は持参してきてもらいますが、事前に読む必要はありません。むしろ、読まないで下さい。
本を読むと言うよりは、本に書いてある言葉をきっかけにみんなで話をする。本好きな人も本が読めない人も参加できる交流型読書会です。一度お試しください。
参加ご希望の方は、以下のリンク先Facebookイベントに参加ポチするか、以下のフォームからお申し込みください(氏名、連絡先電話番号)。
https://www.facebook.com/events/159700494617338/
参加ご希望の方は、以下の問い合わせフォームからお申し込みください(氏名、連絡先電話番号)。