[レポート]モチベーション1.0から3.0が混在できる社会
こんにちは。
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2019年1月15日(火) 私が最近読んだ本、紹介します。2時間で5倍の視点と次の一歩が手に入る読書会
前半30分は、私すえなみが最近一ヶ月に読んだ本を私なりに要約してご紹介する時間。
後半1時間半は、その中から1人一冊ずつ選んで、その本を元にリードフォーアクション読書会をします。
私の気付きをご紹介します。
私は、金子郁容氏の「ボランタリー経済の誕生―自発する経済とコミュニティ」
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おひとりは、アダム・カヘン氏の「未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術」
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を手に取りました。
アダム・カヘン氏の本題「Power and Love」 力と愛を解釈するのは奧が深いのですが、今回腑に落ちた言葉として
「愛は人を繋ぐもの、力は物事を推進するもの」です。
また、「よろめくと転ぶは違って、よろめくは左右のバランス(力と愛)が悪い状態。転ぶは、そもそも繋がっていなくてバラバラに動いている状態。そして、転ぶと痛い。」
も出ました。
そこから私個人が気付いたこととして、
「モチベーション3.0だけの世界は苦しい。」
です。
モチベーション3.0とはザックリ言うと、好きなこと、楽しいことをして仕事をしている状態です。
私は比較的好きなことをして生きているので、3.0推進派なのですが、すべての仕事を3.0でしなければ”いけない”社会だとしたら、しんどい社会だと気付きました。
私の中でも、3.0でいる時間と1.0でいる時間がある。一日の中でもそうですし、仕事内容によっても変わります。人と比べれば3.0の割合が多いかも知れません。でも、人によっては1.0の割合が多い方が心地良い人もいる。
翌日に伺った集まりの中での気付きになりますが、
人は固定された人格を持っているのではなく「多重人格」なのだと気付きました。
環境は状況に応じて人格を付け替えているものだと。
従順な時もあれば、支配的な時もある。優しい時もあれば、暴力的な時もある。
それを前提の物事を考えて行かなければいけないなと腑に落ちました。
別の言葉で言えば、”多重知性”とか”多様な才能”とも言えますね。
多様な人が生きていける社会が良いなと思って志向してきましたが、その心は、多様な人が居られる社会ではなく、1人の心の中の多様な人格が否定されずに居られる社会なのではないかと思いました。
社会と自分の内面は鏡のような存在と言いますが、社会を変えるには1人の人間の力は小さい。
でも、自分の内面を変えることは1人の人間にしかできない。
自分の内面にある多様な人格を認め、居させてあげる。それが社会を変えることに繋がるのではないかと思いました。
次回は、2月12日(火)開催です。
たぶん、ご紹介する本は、デービッド・アトキンソンの「新観光立国論」などの観光系の本が多いかもしれません。
すでに他のテーマの本も集まってきているので、それだけではないのは間違いないですが、徐々にご案内しますね。
詳細、お申込みは、以下のサイトか、お問い合わせフォームからお願いします。
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