あなたの新規事業は、ケーキ屋さん?掃除機?男性用化粧品?
こんにちは。
新規事業、起業パートナーの末次(すえなみ)です。
・新規事業作り、アイデア発想の社内研修について、
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新規事業を考える上で、知っておくと良い3つの段階
新規事業を作っていくにあたって知っておくと良い3つの段階があります。ご自身が今考えている新規事業はどの段階のものか、一度検討することをオススメします。
それぞれの段階で、対象とするお客さん、チラシ作り、商品のパッケージがまったく違ってきますし、間違えると失敗の原因になることがあります。
巷にある、起業や創業スクールで教えている内容も、この3つの段階に当てはめて考えるといいと思います。
傾向としては、
- 商工会議所などの創業スクールは1の段階
- 革新的な商品、イノベーションと呼ばれる物が2の段階
- Amazonや広く言えばインターネットが3の段階
になります。
- 既に世の中にある商品を売る場合。
例えば、
ラーメン屋さんとかケーキ屋さん、パソコンとかスマホですね。その商品そのものについて、聞けば誰でも想像が付く物です。
新しいラーメンとか、新しいケーキを売る新規事業の場合です。
ここでのポイントは、差別化です。 - 世の中になかった物だけど、それによって得られるもの(ベネフィット)は既にあるもの。
例えば、
ほうきで掃除をしていた時代の掃除機です。掃除をして部屋がキレイになること(ベネフィット)は既に知っているし、皆が求めている状態です。ほうきという手段を使っていたのだけど、新しい手段(掃除機)を提供する場合です。
ここでのポイントは、掃除機という新しい手段があることを周知することです。
そして、ほうきとの違い、その良さを周知することです。 - 新しく文化を創る。
これに対して疑問を持つ人は少ないと思いますが、
「部屋がキレイになって・・・、で、何なの?」
というレベルの物です。男性用化粧品専門の口コミサイトがオープンしたことをご存知でしょうか。
男が化粧をすることは今までは少数派だったと思いますが、ジワジワと広まりつつあります。
(ちなみに口コミサイトはこちら:
http://osme.site/ )これこそ、男も化粧をするという新しい文化を創っていることになります。
新しい文化ができることによって、新しい市場が生まれ、商品が誕生します。
男性用化粧品はココの段階ですね。
市民活動やNPOが関わる事業というのは、この段階のものが比較的多いかもしれません。
孤食や貧困家庭における子どもの支援”子ども食堂”は、ご飯を家族以外の人とみんなで食べる。食材や場所、労力の提供を周りが支援する。という、新しい文化を創っています。ここでのポイントは、オシャレ、かっこよさの周知です。
また、その商品がある新しい世界の周知です。例えば、
電気自動車を普及させるには、電気自動車を作るだけではできません。
充電ステーションを各地に配置したり、修理や部品を提供するお店作り、電気自動車の使い方、楽しみ方を伝えていく必要があります。これらを全体的に進めなくては文化ができません。
余談になりますが、逆に言えば、
この一部だけでも無くなると、今ある文化は崩壊していきます。私は里山の自給的、循環的な暮らしを継承していきたいなと思うのですが、今の時代に合わせた暮らしを模索中です。
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