[今月のセレクトブック 2017/09/08 ] 泣ける会議 (2回目/全3回)
毎週金曜日にお送りしている、
セレクトブックストア”すえなみ”の今月の一冊
このメルマガでは、私すえなみが最近興味を持って読んでいる本を毎月一冊ご紹介しています。
————————————————————-
今月のセレクトブックは、
金子祐子さんの「泣ける会議 部下が活躍できる職場にするマザーリングマネジメント」
(Amazon でチェック! http://amzn.to/2x7Rebh )
————————————————————-
3.「本当に自分を見ること」
・今の職場は腰掛けだから。
・本当の自分がやることは違うことだから。
・もっと何かワクワクすることがあるはずだ。
・自分は特別な人間だ。
こんな社員達に、だからこそマザーリングマネジメントが効果を発揮することがあります。
とにかくその仕事ぶりを見守っていると、彼ら自身も気付いていない長所、短所、特徴が見えてくる時があります。
そこで「おっ!」と思う結果が出たら、どんな些細なことでも伝えます。
それが周りから見たその部下のありのままの良いところなのです。
その部下自身はまだ見ぬ自分しか見ることができていないので、周りが伝える事で今の自分を知ることができるようになります。
すると、周りが自分にしてくれていることを自分自身に対してもするようになります。
今、ココに存在している自分はどんな自分なんだろう。
周りには何が起きているんだろう。
自分の声を聴くようになります。
4.「時間がかかり過ぎる」
著者の会社ホテルグリーンコアでは、犯人捜しをする会議はしません。
言い出しっぺや、課題を抱えている社員、問題を起こした本人に「お前が責任を取れ!」と押し付けることはしません。
たとえ重要なことでも、社員達は「やらない」選択権を持っています。
「やらない」選択権があるからこそ、報告をためらうような失敗や悪いことでも会議の場に出てきます。
また、逆説的ですが、「やらない」選択権があるからこそ社員達は「自分ができること」を言い出します。
自分の課題を自分だけが解決していくのであれば組織で働く意味がありません。
お互いがお互いの課題に貢献し合うところが、組織で働く醍醐味と面白さではないでしょうか。
その結果を取るのが上司であり、経営者ではないでしょうか。
文字通り、責任者です。
三回目に続く・・・
————————————————————-
月に一度、本メルマガで紹介している本を使って、
セレクトブックストア”すえなみ”プレゼンツ「我がままに生きる読書会」を開催しています。
今月は、9月22日(金)14時から16時。
金子祐子さんの「泣ける会議 部下が活躍できる職場にするマザーリングマネジメント」
(Amazon でチェック! http://amzn.to/2x7Rebh )を使って行います。
参加費2,000円(税込)で、場所は松本市両島にある弊社オフィスSENSE(センス)になります。
本は持参してきてもらいますが、事前に読む必要はありません。むしろ、読まないで下さい。
本を読むと言うよりは、本に書いてある言葉をきっかけにみんなで話をする。本好きな人も本が読めない人も参加できる交流型読書会です。一度お試しください。
参加ご希望の方は、以下の問い合わせフォームからお申し込みください(氏名、連絡先電話番号)。