やわらかくなった土壌に自分達で種をまこう
今回、松本市が請け負った文化庁委託の日本語教室事業でボランティア研修講師を務めました。
文化庁委託事業である”「生活者としての外国人」のための日本語教育事業”に採択された松本市の日本語教室。
(文化庁のページ: http://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/seikatsusha/h28_nihongo_program_b/index.html )
平成26年度から続く本事業も3年目(平成28年度)の終わりを迎えました。
地域に住む外国由来の人達と日本人との繋がり作りを中心に進めてきて、事業の中心に多くのボランティアスタッフが関わって来ました。
しかし、本事業は3年間のプロジェクトであるため、ここで解散になります。
そこで、
この3年間の経験を活かしつつもメンバー1人1人が活きる”次の一歩”を見つける、アイデア出しをお手伝い致しました。
研修と言うよりは「終わっちゃうけど、私達次何する?」
そんな会議のファシリテートでした。
担当者様の意図
この事業を中心で引っ張ってこられた佐藤様とは弊社創業からの仲。
私の才能を見出し、活かしてくれています。
ここに頂いたコメント載せます。
「ありがとうございました❗️
いまちょうどFBにコメントを書こうとしていました😃
すえなみさんの講座、以前は、マジックみたい…と思っていましたが、いまはいい意味で抜群の安定感、こちらも構造的に仕掛けられている実感があり、なんだかとてもゆったり楽しめました❤️
いい時間と空間を作っていただき、ありがとうございました😊」
そして、参加者とは長い人とは3年間のお付き合い。
私のやり方にも慣れて、自ら意図を持って参加してくれました。
このようにファシリテーター、企画者、参加者がうまく絡み合って場が構成されました。
参加者の感想
- 人との出会いや相互作用で「できること」が広がることは十分にわかっていたはずなのに、今、「自分にできる」ことは何だろう?とばかり考えて袋小路に入りこんでいたことが、バカらしく思えるようになったこと。
- 末次さんに「落としどころ」を作ってもらうんじゃなく、そういった話が内部でできる土壌を耕してもらって、自分達でそのやわらかい土に種をまこう。
- 受講も3回目になりました。年々自分のやりたことが明確になり、それに近づけて考えられるようになったと思います。ありがとうございます。
- 自分の中にあることを出していただくことなので、日々出せるものを耕していくことが大切だと思いました。
- 人生について気軽に考えて、テーマを決めてみようと思った。
- 初めてのワーク(セッション)でした。皆でのワークもあり、個人でのワークもあり、雰囲気の良い中だったのでより気付きが多かったと思います。ありがとうございました。
- もやもやしていたものが、何かスッキリした気がしました。やっぱり、これでいいんだ。自分のやり方で、変に遠慮をしてしまわずに自分のやりたいことを何でもやってみようと思えた2時間でした。
- 結果は偶然の産物!→悩んでも仕方がないので、悩むのをやめたいと思いました。
- 松本へ来て2年8ヶ月、慣れていない自分を何とかしたいと思い、フューチャーマッピングに興味を持って参加しました。
- 「三年後120%Happy」でモチベーションが上がりました。三年後を見える将来、幸せな将来としてとらえることができました。
- 架空のオスカルさんのフューチャーマッピングを作るときに「いつ、どこで、だれと、何を、どのように」を意識して取り組んだことが印象的でした。漠然としたイメージしか持っていなくて困っている時は、「見える化」を意識するといいなぁと勉強になりました。
- キーワード(全員で取り組んだワーク)から連想されたものは、実は自分の中に持っているアイデアそのものなのかもしれないと気がつきました。
- 帰りに丸善で「ホテルオークラ接客英語」を買いたいと思います。
全体を通して
このように、私のしていることは
「自分はこう思う。自分はこう感じた。」
を言い合える土壌作りです。
組織内においてもそうでしょうし、一人の人間の内部でも無意識で感じていることを表に出す。
そうすれば自ずとワクワクする未来のアイデアは自然と出てきます。
思わずワクワクしてしまい実行してしまう。
そんな次の一歩を見つけるアイデア出し。組織作りのご相談を全国各地からお待ちしています。
手法としては、全体の流れをRead for Action、アイデア出しの部分はフューチャーマッピング®を使っています。
気になる方は以下のページもご覧ください。
Read for Actionについて
フューチャーマッピング®について